弁慶岩について

東側の石段入口右側に高さ三米余の花崗岩がある。住時北方に通わずる街道は、今の天神山、妙泉寺の丘陵に沿ってあったらしく、義経主従一行が平泉をのがれて蝦夷地に渡る途次この地に一憩した折に、弁慶が力試しをした石であると里人は伝える。 もとは義経石も並んであったと言われるが、石工の鑿にかかってなくなったという。