撫牛について

菅原道真公没後一千年大祭、明治35年(1902)を記念して彫刻奉納されたものであるが、他社の神牛が厳めしいのに比べて柔和な表情で、仕えているのは作者の心象の然らしむところであろう。

神牛を撫でた手で患部をさわると病気が治ると言い伝えられ、「撫牛」と呼ばれるようになりました。